英国 セントアイブスへの旅 1


英国ロンドンより約500km西へ、チェコ製レンタカーは走りました。
運転は四釜さんと米司親方です。
(私は後ろのシートでおとなしくしているだけ)
一日がかりで青い海が広がるリゾート地のような小さな海の町、セントアイブスに到着。

晴天に恵まれ青空と海が迎えてくれました。これまでの私のイメージになかった英国。
7月に長袖で歩けるという過ごしやすさは、夏の日本での暑さから解放されて身体を癒してくれます。
心地よい。

セントアイブスは私の中ではバーナードリーチ(1887-1979)の土地。
リーチは陶芸家でもあり画家でもあり、デザイナーだったり、詩人であったり….
民藝活動の柳宗悦や濱田庄司などの交流された英国人です。
日本で陶芸を覚えたリーチは1920年にセントアイブスへ移りました。
濱田庄司はリーチと同行し1922年にこの町で日本的な窯[リーチ・ポタリー]を開いたのです。
彼らは西洋と東洋の美や思想などを融合させた陶器をつくり、
またイギリスで消えつつあった伝統的なスリップウェアにも着目したのです。

このあたりまでは頭でわかっていたのですが、実際に行ってみると自分の中で考えが変わりました。
変わったというか、着地したというべきか。

はやり「土地」です。

あの時代に、この距離を、共にやってきたリーチと濱田の信頼関係に感動です。
友という事は知っていましたが、こんなにも…という感想です。
コーンウォールの西の果てセントアイブス。

リーチのお孫さん、リーチポタリーの陶工、私たちが日本人とみるとなんだかおだやかな顔をされる。
いまでも陶芸家は「ハマダ」「ユノミ」「ノボリ」などの日本語を使います。

西の果てにまで来て自分は想像していなかった事を願いました。

ー友達がいいなー

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良き仕事を支え合う友達だったら最高です。

別の本によりますと、濱田の最期にリーチが病院を訪ねた時、二人は爆笑し合ったとのこと。