藍畑の7月

日本だけでなくどの国でも愛され親しまれている藍。この青を語るにはあまりにも物語りが多い。

そして薄い青だったり、輝く青だったり、濃い紺であったり。いろんな顔を持っている。

日本の藍(すくも)は85%が徳島で生産され全国へ配布されていく。藍の収穫に立ち会わせていただいた。徳島では7・8月ひと夏かけて、毎日藍の収穫は続く。炎天下の作業は厳しい仕事のひとつ。夏の間は一つの葉も残さないように収穫し乾燥させ保存する。

徳島でも5名だけになってしまった藍師の仕事を追ってみることにする。