じゃがいもがあって入れない


秋から冬への季節の流れはあまりにも早い。今は日が暮れる時間は反省時間。今日もなにひとつ進まなかった。いや、進むけれどすぐに後退する。いい加減もう駄目かもしれないと歯を食いしばる。食いしばるのはいいんだけど、それは結果を出すのだろうか。このまま師走に突入か。

町を歩いていたらなにやら人が集まっている。立ち止まってみると3人の音楽家が演奏の準備中だった。バイオリン、ベースと鍵盤のよう。学生さんかなと思った。ところが音楽が始まるとなんだかすごい。あっという間に人の輪はどんどん大きく広がり、屋外の自由さの中で健やかな音楽がよきように身体に染み込んでゆく。これはすごい。たまたまここに立ち会えた偶然に感謝し嬉しくなった。自分は今この部分がカサカサだったのね、と自覚した。だけどこんな素敵な音楽を街で無償で聴かせていいのだろうか。演奏が終わったとたんにCDが販売が始まり、すぐに沢山の人がCD求め始めた。お爺ちゃんやお婆ちゃんまでもチラシをもらいにやってくる。おおお、すごい。その場で彼らの名前を調べたら、かなり知られた音楽家たちなのだと理解した。これはALL WINな関係性が完成されている。私は素敵な音楽を無償で聴かせていただけた事に感謝。少し気持ちが楽になった。

 

好きな現代作家の作品で「ドアの前にじゃがいもが山のように積まれている作品」があった。大好きだった。

私はそんな感じだ。

 

 

 

 

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