プロダクションノート – 編集2

最後ロケ前にはこれまでの撮り済を詰めておきたいと考え、毎日がジェットコースターのような編集活動にて過ぎてゆく。登ったり、スローになったり、急降下したり。ロケに向かう空港へ向かう朝までこのままかと思う。機材を詰め込んで飛行機に乗るだけだ。

仕上げの時はいつもそうだが圧迫感がある。その症状はいつものように部屋を熊のようにうろつく事はもちろんの事、喉が乾き、座っていても立ちくらみがする。図書館への往復も気がぬけてるので、病気なんだろうかと思うがそうではない。ただ圧迫感と戦っているだけだ。この時期は自分の無能さを認めざるを得ない苦痛に耐えられなくて、できれば誰とも接触をしたくない。ただぼんやり西陽にあたり干される事ぐらいしかできないのである。暗い。

あと数日で最終ロケに出発だ。思えばイザベル・タウンゼントとは出会ってから3年が経っている。私が感慨深くしみじみと西陽にあたっている間にも、彼女はタフで新たなプロジェクトを開始している。私たちはそれを撮りに行くだのだけども。この活動にてフランスと長崎の間に友情が生まれるのではないかと期待している。それは先代たちの友情を辿った事により。そうなると心強いなあ。

 

Sweet and low,sweet and low  

Wind of the western sea, 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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